横面打ちへの気合せ・気結び

昨日は合気道「眞武館」ふれあいセンター道場の稽古日でした。

仕事を終えて社屋から出てみると冷たい雨が結構な勢いで降っていました。 晴れ男の私は雨模様の日でもめったに傘をさすような事は無く、私が外を歩く時はたいてい雨が上がります。昨夜はその晴れ男の効力も効かずカバンの奥に忍ばせた折り畳み傘を随分久しぶりに使う事になりました。

ところが、JR島本駅の駅舎を出てみると空は満点の星空でした。晴れ男の面目躍如でした。

雨模様の非常に冷え込んだ日でしたので稽古に参られる方がいるかどうかが心配でしたが、間もなく一番弟子K藤君、十番弟子M野さん、関大合気道サークルS水くんが駆けつけてくれました。 お子さんが風邪気味の9番弟子N田さん一家と転勤で大阪市内勤務となられお忙しい二番弟子S木さんはやはり参加できなかったようです。

稽古後、二番弟子S木さんから仕事で稽古出来無いと悲鳴に似たメールをいただきました。お仕事お疲れ様です。合気道は逃げませんのでいつでもお待ちいたしております。

昨夜の稽古は、表題の通り課題を「横面打ちへの気合せ・気結び」として、横面打ちからの「内転換巻き込み入り身投げ」、同じく「巻き込み呼吸投げ」、「巻き込み小手返し」を行いました。 先ずは横面打ちの稽古と横面打ちでの気合せの剣の稽古、そこから横面打ちへの気結びによる崩しの稽古と展開してそれぞれの技の稽古としました。

横面打ちに対して取りは引っ張るような事をせず、受けの手刀から身を守る手刀と受けの首筋への横面打ちを入れる手刀の両手で受けの攻撃に気合せ、気結びして自己の円転する気の流れに巻き込んで真空の気によって崩す理合いを実践稽古しました。

この稽古では音なしの剣の要領で決して受けの手に大きな痛みを伴うダメージを残すことなく、柔らかく結びを入れることが肝要です。

少人数で元気な男性ばかりでしたので結構激しく、早回しでの楽しい稽古となりました。あれだけ激しく相対してもお互いの腕に打撃の痛みが走るような事はありません。脱力し、打突を目的とするのではなく、柔らかく結ぶ横面打ちで受けを制して気結びして崩すからこその音なし、痛み無しの稽古です。

全員休憩時間には大汗をかく稽古となりました。 稽古前や休憩時間には、今度購入して納車が待ち遠しい愛車「BMW K1600GTL」のお話をさせていただきました。機械工学を学ぶ一番弟子K藤君や、先週も「K1600GTL」の情報を教えていただけた十番弟子M野さんも興味津々の様でした。 早く皆さんにお披露目したいです。

最後に立ち技呼吸法としての「天地投げ」を全員で行って昨夜の稽古を終えました。

(2012年の本日までの稽古時間/稽古日数=407時間/170日)









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